株式会社ソフトギア(以下ソフトギア、本社:東京都新宿、代表取締役:青木 健悟)は、2023年6月14日に発売された「BLUE PROTOCOL」(以下「BLUE PROTOCOL」URL:https://blue-protocol.com/)にソフトギアが開発するオンラインゲーム開発用サーバライブラリ「STRIX ENGINE ®」(以下「STRIX ENGINE」)が採用されたことを発表いたします。
■オンラインアクションRPG 「BLUE PROTOCOL」
株式会社バンダイナムコオンラインと株式会社バンダイナムコスタジオによる共同プロジェクトチーム「PROJECT SKY BLUE」が開発する完全新作オリジナルのオンラインアクションRPG。劇場アニメに入り込んだような圧倒的グラフィック表現で紡がれる世界と、オンラインゲームの特性を活かしたマルチプレイアクションのオンラインゲームタイトルです。
本作の大きな特徴である「集団戦(パーティプレイ)」ではソフトギアが提供するサーバーライブラリ「STRIX ENGINE」のマッチング機能を使用し、他のプレイヤーとのマッチメイキングや複数パーティが連携したレイドミッションにおけるパーティマッチングを実現しました。
『BLUE PROTOCOL』
開発元:株式会社バンダイナムコスタジオ
発売元:株式会社バンダイナムコオンライン
発売予定日:2023年6月14日
対応プラットフォーム:PlayStation 5、 Xbox Series X/S、 Microsoft Windows
公式HP:https://blue-protocol.com/
■ STRIX ENGINEとは
STRIX ENGINEは、オンラインゲーム開発に必要な高度なネットワーク機能とサーバーソリューションを提供するサーバーライブラリです。バックエンドに独自の特許技術が組み込まれ、大量メッセージの高速処理と大規模な同時接続数を可能とし、従来の国内ライブラリでは成しえなかった高いパフォーマンスを実現します。「BLUE PROTOCOL」にも採用されたマッチング機能では、スケーラブルなマッチメイキングロジックを提供し、様々なジャンルのオンラインゲームに適用できる理想的なマッチングを実現します。
メッセージ通信や大量のコネクション接続を可能とする通信コアモジュールと、メッセージリレー機能や動的なノード管理を可能とするスケーラビリティの高いサーバーシステムの提供で、大規模オンラインゲームや仮想空間サービスの開発を支援します。
< STRIX ENGINEの特長>
- マッチメイキングAPIとルーム管理機能
- 負荷に応じてノードサーバを動的に追加できる柔軟なノード管理機能
- メッセージリレー機能
- 認証機能(ユーザ登録/承認)
- データ管理機能(データベースとメモリを統一的に扱うインターフェイス)
- メッセンジャー機能
- 暗号化機能 等
- Unreal Engine・Unityなどのゲームエンジン対応
- Java言語対応により、既存の資産の流用や他ライブラリとの併用が可能
- わずかなコードでサーバを構築できるデフォルトクラスの提供
- オブジェクト管理機能など様々な機能追加・カスタマイズが可能
- 対応プラットフォーム:Windows, Linux, Mac, iOS, Android, Nintendo Switch, PlayStation 4, PlayStation 5, Xbox One, Xbox Series X/S
- 対応言語:サーバJava/クライアント C++, C#, Java
- 対応プロトコル:TCP, RUDP
- ライセンス方法:ゲームタイトル毎にライセンス
- 価格:ライセンスフィー 700万円(別途消費税)
年間ライセンスフィー100万円/年(別途消費税)
今後の展望
STRIX ENGINEのコアテクノロジーを踏襲したメタバース開発向けソリューションの発表を予定しております。本ソリューションにはインターネット上にある3D空間のURL遷移を 実現する特許技術が組み込まれており、3D空間を活用したメタバースビジネスの展開を可能とします。同時に、本ソリューションを基盤技術としたメタバース開発用プラットフォームの開発にも取り組み、6月にテスト版の公開を予定しております。ユーザーエクスペリエンスにフォーカスし、誰でもカンタンに3D空間がつくれるサービス展開を目指します
今後も常に進化するネットワーク・サーバ技術やお客様の要求に応じた性能や信頼性を追求し、幅広いオンラインコンテンツの発展に貢献していきます。
※一般の製品名などはすべて各社の商標または登録商標です。